オイル美容とは
オイル美容とは、天然の“美容オイル”を使った美容法です。フェイス・ボディ全てにオールマイティな美容法といえます。
以前からクレンジングなどとしてポピュラーなオイルですが、美容のエキスパートの方々や、自然派にこだわっている皆さんからより注目されている美容法です。
例えば、ホホバオイルや椿油などは皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。それも立派なオイル美容になります。
基本的な方法としては、化粧水の後に、オイルを馴染ませ、美容液やクリームのかわりに美容オイルを使うというものです。
オイル美容に使う天然の美容オイルは、基本的にアロマセラピーで精油の希釈用として用いられる「キャリアオイル」と総称される天然のオイルが使われます。植物性、動物性のものなどがあります。
これらの美容オイルや、場合によっては精油をブレンドしたもので、クレンジングや保湿を始め、ヘアケア、オイルパック、マッサージ、バスオイルとしてなど、様々な使い方が可能です。もちろん、悩みや用途別に適したオイルを使うことが美肌への近道です。
中には体内では作る事が出来ない肌の栄養素を含むオイルも存在しますので、色々なオイルを知ることが大事です。
オイル美容の利点
天然の美容オイル(キャリアオイル)には、原則的に石油系の保存料などは配合されていません。
ですから、自然の有効成分を穏やかに肌に補給することができます。オイル美容には、様々な種類の美容オイルが使われます。
皮脂抑制、保湿、アンチエイジング、日焼け止め効果など、また、体内で生成できない希少な栄養素を含んだ美容オイルも注目されています。それぞれの美容オイルの効果や感触の差を利用してブレンドし、自分に合ったオイル美容も楽しめます。
また、エッセンシャルオイル(精油)を少し加えたりして、肌にも心にもうれしい効果を得られます。オイル美容にはある程度知識が必要なのは確かです。
しかし、普通のコスメの知識があれば、それほど難しいものではありません。ブランドによってはあらかじめ用途別にブレンドされた製品も出ています。
美容オイルの種類
種類としては、ポピュラーなものが多いです。『ホホバ』『椿油』『オリーブ』『スクワラン』『アルガン』『マカダミア』『スイートアーモンド』などのオイルになります。
美容オイルには、天然の酸化防止剤としてローズマリーエキス(ROE)やグレープシードエキス(GSE)を少量添加することもありますが、これらの酸化しにくいオイルにはあまり必要ありません。
常温でも保存が可能で使用期間も長いものが多いです。
また、匂いも気にならずクセのなさから、アロマセラピーで精油を希釈するキャリアオイルとして広く使われるのがこの種のオイルです。
これらはオイル美容入門にぴったりの美容オイルですが、皮脂に含まれるオレイン酸を豊富に含むものが多く、日中にも使えたり保湿や日焼け止め効果のあるものなど、広範囲に使える心強い美容オイルになります。
さてもう一つの「酸化しやすく、個性的ながら美容効果の高いオイル」も気になります。『ローズヒップ』『ボリジ』『グレープシード』『馬油』などのオイルがその類です。
冷蔵庫保管が基本、ROEで酸化を遅らせる(約6ヶ月程度)こともできますが、通常は開封してから2ヶ月程で使い切るのが理想になります。
美容オイルを選ぶ
悩みに合った美容オイルを単品で選んでみます。例えば、フェイスの保湿ならホホバ、アルガン、スィートアーモンドなどの穏やかに保湿してくれる美容オイルや、オレイン酸豊富な椿油、オリーブオイル、ヒマワリオイルなどはヘアケアにも使えます。
まずはこういったシンプルなオイルを単品で選んでみるのがわかりやすいです。
なかなか店頭には置かれていない酸化しやすいオイルや珍しい美容オイル、精油、あるいはいっぱい購入したい人など、店頭より格安で美容オイルを入手できる自然派コスメ素材やアロマセラピーなどのネット通販専門店は頼れる存在といえます。
こういうショップはこだわりもあり、専門知識が豊富なので、わからない事を問い合わせをしてみたりそれぞれの美容オイルの特性や使い方を覚えられるのもメリットです。
また、店頭より美容オイルの鮮度が高いショップが多いのも特徴です。