フェイスパウダー

フェイスパウダーは、きめ細かな肌質を見せる効果がある化粧品です。
メイクが終わった肌にフェイスパウダーを乗せると、光の乱反射の相乗効果で明るく透明感がある肌に仕上げてくれます。
フェイスパウダーには化粧崩れを防ぐ効果もあり、化粧下地だけをつけた素肌にフェイスパウダーを乗せるだけでで外気中の化学物質から肌を守ることも可能です。

また、フェイスパウダーが肌に含まれている水分が蒸発することを防いでくれる働きをもっているので、保湿効果を保ってくれる効果もあります。なかなか侮れない化粧品アイテムの一つです。
フェイスパウダーの選び方は、粉の粒子が細かいものを選ぶようのがおすすめです。また専用パフがついていて、適量を取ることができる容器がおすすめです。
ブラシでつけるタイプのフェイスパウダーは、毛足が長いものを選ぶとつけやすいようです。色味は白の色味が強いと粉浮きしてしまうことがありますので、量を調整する必要です。

コンシーラー

コンシーラーとは、肌のシミやニキビ跡などを消すためのメイク化粧品です。
毛穴のでこぼこをうまく隠せる効果もあるので、ファンデーションのノリも変わってきます。コンシーラーも選び方を間違えると化粧品がうまく乗らなかったりと逆効果の場合がありますので注意しましょう。
コンシーラーの選び方で一番お勧めなのが、ファンデーションとコンシーラーのブランドを同じものに揃えることです。
ブランドが違うと、コンシーラーでカバーした部分だけが浮いてしまったりとかえって目立たせてしまうことになります。
コンシーラーには、スティックタイプ・クリームタイプ・チップタイプなどの種類があります。一番のお勧めは、使いやすいスティックタイプですが、目の下のクマや細かいそばかすをカバーするためにはクリームタイプのコンシーラーを選ぶことをお勧めします。

アルコール入り化粧水

アルコールは揮発性が高いので皮膚の水分を一緒に持っていってしまい保護膜を破壊してしまいます。
殺菌作用があり、毛穴を引き締める収斂作用と清涼作用から、脂性肌・ニキビ用化粧水によく使われています。
ふつうの化粧水にもアルコールは殺菌作用があるので、保存料として配合されているものが多くあります。特に男性用の化粧水や欧米のメーカーでは当たり前のように使われています。
保湿成分を入れて水分が奪われない工夫がされているアルコール入り化粧水を否定しませんが、バリヤゾーンに影響があるので使い方に注意してください。
「普通肌」「乾燥肌」「超乾燥肌」の方、敏感性やトラブルを持っている方はアルコール入りの化粧水は使わないようにしてください。ニキビ肌の方も皮膚科の治療以外は避けたほうが無難です。

化粧品の油脂

化粧品には、鉱物油以外に、ロウ類や動物油、植物油などいろいろな油脂が使われています。動植物油やロウ類がそのまま使われることはほとんどありません。
不純物を取り除き精製され、化学的に処理されて、高級脂肪酸、多価アルコール、脂肪酸エステルなどさまざまな形にされます。
このように作られた原料は、皮脂に近く肌になじみの良いのと比較的刺激が少ないので、クリームや乳液、化粧水などに多く使われています。油脂原料はニキビ・吹出物に大きく係わっています。
ニキビ・吹出物になりにくい油脂原料をセレクトして使ったノンコメドジェニックといわれる化粧品も出ています。 化粧品は精製されたどんなに良い原料を使っても肌にとっては異物です。長時間空気に触れると過酸化脂質などの刺激物に代わるものもあります。
油脂分はその日の内(12時間位が理想です)に洗って落とすようにしてください。