しわの種類

しわの種類について説明します。

肌の老化によるしわ

真皮にあるコラーゲンや、ヒアルロン酸が老化によって減少したり、衰えることにより肌のハリがなくなり皮膚がたるんだような状態になります。これが【しわの原因】です。

乾燥によるしわ

しわの最大の原因は、お肌の水分不足による「乾燥じわ」と言われるものです。入浴後や洗顔後に顔が突っ張ったような状態になることがありませんか。
これが、肌の乾燥から弾力性がなくなった状態です。水分や油分が不足した乾燥肌ではお肌に小さなしわが出来ていることがわかります。これを放置すると小さなしわが深いしわへと進行してしまうのです。

紫外線によるしわ

老化や紫外線などの影響により、皮膚の弾力構造が崩れたり、細胞の活力が衰えたりすることによって出来るのが真皮のしわです。
紫外線は皮膚表面だけでなく、真皮にまで達してしまうので、お肌の弾力性や水分を保持している「コラーゲン」「ヒアルロン酸」を破壊します。これが元となり、お肌の老化へと繋がってしまういます。

レーザー治療

薬などの成分の作用によるシワや、シミの治療ではなく、様々なレーザー治療を取り上げてみます。脱毛でも知られているレーザー治療が「シワ治療」「シミ治療」としても注目されています。
次々と新しいレーザー機器が開発され、技術も飛躍的に進歩している分野と言えます。レーザー治療には「ノンアブレイティブ」タイプと、「アブレイティブ」タイプがあります。
1回ずつの治療効果は小さくても皮膚を傷つけないノンアブレイティブ療法と、皮膚の表皮を剥ぐなど、一時的にダメージを与えることになるが、ほとんどの場合1回の治療で済むアブレイティブ療法があります。

ノンアブレイティブ

「Ndヤグレーザー」「ダイオードレーザー」「ダイレーザー」などがあり、皮膚の表皮を傷つけることなく、表皮の下にある真皮の再生力に働きかけます。
1回の治療で改善されるわけではなく、治療期間の間隔を空けながら、数回にわたっての治療が必要となります。治療後はお化粧をして帰宅できるように、ダウンタイムのない治療法です。

アブレイティブ

ウルトラパルス炭酸ガスレーザー、エルビウムヤグレーザー等があり、レーザーの熱でやけどを起こし、表皮や真皮の一部を剥ぎ取り、皮膚細胞の再生を促す治療法です。
表皮や真皮の一部を剥ぎ取ることによって、お肌は生まれ変わり、活性化され小じわが大幅に改善されるます。
しかし、「やけど」を起こすわけなので、治療直後から皮膚が炎症を起こし強い赤みが数ヵ月ほど続きます。